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渉外部/部長
[社員インタビュー・対談]
事業推進部/CGデザイン担当部長
アニメ系3DCG会社でデザイナーとしての経験を経て、2015年にcolyへ入社。
現在は新規開発プロジェクトのクリエイティブ業務とCGデザイン担当部長として組織運営に従事。
Q.
coly入社後のキャリアを教えてください。
入社後はデザイナーからリーダー、プロデューサー、部長へとキャリアを積み、産後復帰後はマネージャー、アートディレクターとして現場と組織運営の両面を担当しています。
2015年に入社していて、長女を出産した3年前と、次女を出産した1年前にそれぞれ休暇を取得しています。産休や育休を経ながら、組織とプロジェクトの成長に取り組んできました。
Q.
Cさんは以前CGデザイン部という100人規模の組織の部長をされていましたが、大きい規模の組織をマネジメントする際に意識していたことはありますか?
人数が多い組織では全員の意見や取り組みが見えにくく、在宅勤務の増加でプロジェクト間のつながりも希薄になりがちでした。入社時期や経験を問わず多様な視点を活かすには、互いの業務や強みを知ることが不可欠と考え、講座でのスキル支援や部報発行で活動を可視化し、交流・成長できる場を目指しました。
たとえば、社内で外部講師の方を呼んで社内向けの講座を実施したり、今でも継続してやっている背景の添削講座があったりします。
コロナ禍で在宅勤務になった際は、他のプロジェクトとの距離が物理的にも気持ち的にも生じてしまうところがあったので、他チームがどういった取り組みをしているか、どういう技術を使って、どういう思いで作っているかっていうのをインタビューとかさせてもらい、それを部報に掲載しました。
それぞれがどういった活動をしているのか、お互い共通認識をとれるようにしていましたね。
そうすることで、チーム移動があっても移動先のチームが何をしているのか事前に把握することができて、気持ち的にも業務に前向きに取り組んでもらえるかなというのもあり色々やってました。

Q.
Cさんは2回の育休取得を経て、復帰し、子育てをしながら部長として活躍されていますが、業務と仕事を両立するために工夫していることはありますか?
業務計画と時間管理を徹底しています。必ず今日やるべきことを時間単位で書き出して、時間内に成果を出すことを強く意識して業務に取り組んでいます。
両親もまだまだ現役で頼れる環境が少ない中、平日の食事は作りおきサービスを活用するなど家事の負荷を軽減し、安定したパフォーマンスで、チームやプロジェクトの成果にもつなげる両立を継続できるよう取り組んでいます。

Q.
現在は事業推進部のCGデザインの担当部長として組織マネジメントをしていますが、組織のパフォーマンスを最大化するために取り組んでいることはありますか?
上期ではスキルのレベル目安と成果を言語化し、一人ひとりが次に伸ばすべき力を明確にしました。
例えば、評価制度には等級があるのですが、それぞれの等級に対して「このツールでこのスキルはこのレベルでできるようになっていてほしい」という具体的な目標を定義し、
足りない部分を補うための指針として活用しています。
その上で、現在のメインツールに加え、他のツールやスキル習得に向けたカリキュラムも展開し、
学べる環境を整えています。
メンバー自らが成長を望んだときに挑戦できる場を提供することで、成長を実感できる仕組みを作り、チーム全体の力を引き出して、パフォーマンスの最大化につなげたいと考えています。
Q.
入社後、プロデューサーやデザイナー組織のマネジメント、アートDなど様々な経験をされてきたCさんですが、今後の目標/キャリアプラン/挑戦したいことを教えてください。
担当領域から作品の魅力を最大限に引き出し、ユーザーの皆さま、そして業界全体を沸かせる表現を生み出していきたいと考えています。
現在は新規開発に携わっており、クリエイティブ業務にも大きな比重を置いて取り組んでいます。
こうした兼任で培った経験を土台に、これまで関わってこなかった分野の知識も積極的に身につけ、
組織の成長と業界の進化に貢献できる人材となるよう努めていきたいと考えています。
そして、仕事も子育ても全力でこなすスーパーお母さんを目指します!