本質を見抜く力でクリエイターと新たなIPを創出する。
渉外部/部長
[社員インタビュー・対談]
LG部/ライセンシーグッズ担当
2023年に新卒入社。
大学卒業後、他社IPを活用したグッズ制作を担当し、商品企画や制作進行、営業など幅広い業務に携わる。
Q.
colyへの入社を決めた理由を教えてください。
私は大学で建築を学んでいましたが、就職先を考える中で、ゼロから新しいものを生み出す仕事に魅力を感じ、「何を作るか」を自分で決められる仕事がしたいと思うようになりました。
その中で、colyの新規事業についての応募を見つけ、幼い頃から好きだったアニメやゲームに代表されるエンタメ業界に携わりたいという思いも重なり、志望しました。最終的な入社の決め手は、面接でお話しした先輩方がすごく気さくで、しっかりコミュニケーションを取りながら働ける環境だと感じたからです。入社してからのイメージもあまり変わっていないですね。先輩方が優しくサポートしてくれるので、困ったことがあってもすぐに相談できる、風通しの良い職場だと感じています。
Q.
現在の仕事の内容について教えてください。
他社様が持つアニメや漫画、ゲームなどの版権を利用お借りしたグッズの企画制作や営業などの業務を担当しています。他社様が持つ版権をお借りする立場のことを「ライセンシー」と呼び、「ライセンシー」としてお客様に対象作品のグッズをお届けするための仕事です。
具体的には、まず企画書を作成し、作品の版権を持っている版権元様に提案することから始まります。企画が通れば、イラストやデザイン、商品の色味などを細かく確認しながら制作します。最終的に、予約やイベントの告知を経て商品をお客様の元へ届けるまで、ほぼすべての工程に関わります。
また、版権元様とのコミュニケーションも重要な業務です。先方が確認しやすい資料を作成したり、急ぎの連絡に迅速に対応したりと、お互いが気持ちよく仕事を進められるよう常に配慮を心がけています。新規や既存の取引先に対し、「この作品でこのようなグッズをやりたいのですがどうですか?」と営業を行う時は、弊社でできることや、これまでの実績を丁寧に説明して、企画の許諾ををいただけるように取り組んでいます。

Q.
新卒1年目で任された仕事の中で、成長を感じた仕事やPJは?
成長を感じたのは、好きな作品の企画をゼロから立ち上げ、版権元への営業活動を通じて許諾を得られたことです。この経験は、自分のアイデアが形になる喜びと、それがビジネスとして成立するまでのプロセスを肌で感じることができ、大きな自信につながりました。
また、ある企画で予期せぬトラブルが続いた際、初めて直面する問題の連続に戸惑いながらも、上司や先輩方のサポートを得て、一つひとつ解決し、最終的には無事に乗り越えることができました。この経験を通じて、トラブル対応力や課題解決能力が身についたと実感しています。
これらの経験を重ねる中で、ただ言われたことをこなすだけでなく、自ら考え行動する力、そして予期せぬ事態にも冷静に対処する力がつきました。

Q.
入社してからの自分を振り返って、成長したと感じる部分は?
今年で入社3年目になりますが、交渉や多少のトラブル解決などを含め、大抵のことは自分1人でこなせるようになったことと、自分のことだけでなく他メンバーのサポートも行えるようになったことです。
入社当初は些細なトラブルにも一人で慌てていましたが、今で部署内のメンバーと連携し、自分一人で解決まで導けるようになりました。商談の場でも、以前はほとんど話せませんでしたが、今では自ら主体的に提案できるようになり、変化を感じています。
また、自分の業務をこなすだけでなく、チームメンバーのサポートに回る余裕も生まれました。上司や先輩に手厚く指導していただいた経験を活かし、今度は自分がチーム全体の力になれるよう努めています。
もちろん大変な時もありますが、お客様がSNSなどで「可愛い」「こういうのが欲しかった」「このシーンを選んでくれて嬉しい」と商品への喜びの声を上げてくださることが、何より一番嬉しく、この仕事のやりがいとなっています。
Q.
今後の目標/キャリアプラン/挑戦したいことを教えてください。
現在のグッズ業界では、POP UP SHOPやコラボカフェが当たり前になり、一般的な企画では差別化が難しくなっていると感じています。お客様にさらに喜んでいただける企画を生み出すには、業界の現状を深く理解し、常に新しいコラボレーションや企画の形を研究し続けることが不可欠だと考えています。
将来的には、お客様に「こんなのが欲しかった!」と言ってもらえるような企画を提案できるプロを目指しています。この目標を達成するため、市場のトレンドを分析し、より斬新で新しい企画に積極的にも挑戦し、提案の幅を広げていきたいと考えています。