本質を見抜く力でクリエイターと新たなIPを創出する。
渉外部/部長
[社員インタビュー・対談]
管理本部/執行役員本部長
東京大学卒業後、大手IT企業勤務等を経て、2021年にcoly入社。以降、管理本部長として人事・経理・総務部門をはじめとしたバックオフィス業務全般を統括。
管理本部/副本部長 兼 人事部長
慶応義塾大学卒業。ファッションやスポーツ業界にて事業企画を経験後、大手スマホゲーム企業に入社し複数のヒットタイトルに関わり取締役に就任。ゲーム事業・マーケティング部門・人事部門を管掌。2025年にcolyに入社し、管理本部 副本部長に就任。
Q.
まずは自己紹介とお仕事上での関係性について教えてください。

役職としては私が管理本部長、石渡さんが副本部長という形ではありますが、役員会議も含めたさまざまな会議体に一緒に出ているので、2人同じ目線でバックオフィスを見ている、という感じですよね。

そうですね。その中でも、私は副本部長兼「人事部長」なので、管理本部全体を意識しつつ、人事領域を中心に担当しています。

石渡さんの入社は半年ほど前なのですが、colyに入社する前から、エンタメ業界で事業部門と人事部門でのご経験があるので、ミーティングに加わっていただくことで、管理本部の議論に厚みが増したなと感じています。

それは嬉しいです。colyへの入社を考えていたとき、女性向けという市場設定や、グッズ等のメディアに強みを持っているという点にとても魅力を感じました。人事領域からcolyの成長・発展に貢献していく中で活かせる経験もあるでしょうし、一方では、新たに多くのことを学べると思ったのも大きかったです。

入社してすぐに、社員100名以上と面談してくれましたよね。

はい。多くの人の名前と顔を一致させたかったですし、単純に社員や社風のことを知りたいというのもありました。まずはcolyにはどういう人々がいて、どんな文化や価値観が根付いているのかわからないと。結果、多くの人と話して課題に感じたことを経営に伝えることができましたし、その後の人事施策にもつなげられたと思います。
Q.
colyの管理本部はどのような組織でしょうか。

組織としては経理、経営企画、人事、総務法務といった部で構成されています。縦割りになりすぎないよう、横の連携を大切にしていますね。特徴的なのは「お客様ファースト」の考え方をバックオフィスにも持ち込んでいることです。私たちの仕事は社内で発生することも多いですが、その先にいるユーザー様にどう貢献できるかを考えることで、視座をひとつ上げられると思っています。

その点は私も強く感じます。採用を例に挙げると、ただ「必要な人材を採る」だけでなく、「この人を採用することで起こる影響」まで意識します。新しい仲間が加わったことで組織がどう変化しどう進歩するか。より進歩した組織が生み出した良いアウトプットがユーザーに還元されていくはずなので。つまりバックオフィスが受け身で「御用聞き」をするのではなく、より良い形につながるよう能動的に提案していく。そこがcolyの管理本部の特徴だと思います。

本当に会社によると思うのですが、バックオフィス部門が「事業部や経営で決まったことをサポートする部署」になりやすい側面はあると思います。その点colyでは、管理本部からの能動的な提案が強く期待されていますし、歓迎してもらえる環境です。実際に管理本部発案で経営に関わるような議案が決まっていくこともあります。

決して楽な業務や方針ではなかったとしても、まずは前向きに取り組み、その方向の中で意見を出し合っていく雰囲気もいいところですね。社員アンケートで「管理本部に感謝している」というコメントをもらうことがあり、そういう声は大きな励みになります。多くの会社ではバックオフィスは「できて当たり前」と見られることが多いですが、colyでは良い部分があったらそれをちゃんと見ていてくれるんだな、と。これは大きな違いだと感じます。

Q.
管理本部が果たすべき役割については、どう考えていますか。

前提として管理本部の重要な役割のひとつは、上場企業としてあるべき手続きを行うことです。守るべきところは守り、そのうえで「もっと」の部分にも目を向けたい。足元で特に注力しているのは、オリジナルIPを創っていくための社内の仕組みづくりに、継続的なリーダーシップをとっていきたいというところです。

移り変わりの早いエンタメ業界の中にいると、たとえば新規事業のための会議体であったり、それをふまえた組織作りであったり、アップデートが必要になるサイクルの早さに慣れてしまいがちですが、適切な投資対効果を見積もりながら会社を成長させていくために、「今のcoly」に一番合った形を常に意識して模索していくことも重要ですね。

そうですね。一方で、それは必ずしも「派手な変革をしよう」というだけではなくて、小さな取り組みであっても、継続して積み重ねることが大きな信頼や成果につながる、そういうことの大切さも忘れずに評価していきたいと思います。

スケールの大小に関わらず、変化していくプロセスを近くで感じられるのも、colyの管理本部だと感じます。

はい。そして最終的にはユーザー様、ステークホルダーの皆様に還元していくこと。そのために考え続けるのが、管理本部の役割ですね。
Q.
これからcolyに加わる仲間に期待することを教えてください。

まず「素直さ」と「我がごと感」を持っていること。違う意見でもまずは一旦聞いてみるという「受け入れる広い心」が「素直さ」だと思っています。また、「我がごと感」とは自分に直接関係がないことでも「自分ごと」として取り組める姿勢。この二つがある人は大きく成長できますし、自分もそうありたいと思っています。
colyでは自分の成長が会社の成長に直結していると感じやすいと思いますので、前向きに飛び込んでくれる方をお待ちしています。

私も同じ思いです。そのうえで、自分の領域を狭く区切らない方を歓迎します。例えば経理が総務と一緒に制度改善を提案したり、人事が経営企画に関わったりと、枠を超えた活動をしているメンバーがたくさんいます。「もっとやりたい!」という方にとっては、colyの管理本部での仕事、きっと面白いと思います。

管理本部は会社の動向を間近で見る場所でもあり責任も大きいですが、その分やりがいも大きい。「攻めのバックオフィス」を一緒に楽しめる仲間が増えると嬉しいですね。
